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Web広告費におけるネットとグロスとは。 使い分けに関する注意点

Web広告を運用する際に、“ネット”と“グロス”という言葉が使用されることがあります。予算の設定や広告代理店への発注を行う際に重要なキーワードとなるため、意味や計算方法について理解しておくことが欠かせません。

企業のマーケティング部門や広報部門の担当者のなかには、「ネットとグロスはどのように計算するのか」「予算の調整や広告代理店とのやり取りで注意しておくことはあるか」など気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Web広告費におけるネットとグロスの意味や計算方法、広告運用を行う際の注意点について解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.Web広告費におけるネットとグロスの意味
  2. 2.ネットとグロスの計算方法
    1. 2.1.ネット建ての場合
    2. 2.2.グロス建ての場合
  3. 3.Web広告費のネットとグロスに関する注意点 
    1. 3.1.➀CPAはネットとグロスの両方で計算する
    2. 3.2.②広告代理店との認識を合わせる
  4. 4.まとめ


Web広告費におけるネットとグロスの意味

Web広告費におけるネットとグロスには、以下の意味があります。


▼ネットとグロスの意味

ネット
グロス
広告を出稿する際にかかる費用
ネットに中間事業者の手数料(マージン)を加えた費用


ネット(net)には、“純財産”や“純資産”などの意味があります。一方のグロス(gross)は“総額”や“総計”という意味があります。

例えば、広告代理店にWeb広告の出稿を依頼する場合では、広告代理店が出稿媒体に支払う費用がネット、広告主が広告代理店に支払う費用がグロスに当たります。

なお、テレビCMや新聞広告などのマスメディア広告では、広告費のなかに手数料が含まれたトータルの費用で公開されているため、広告主がネットとグロスを分けて考えることはないといえます。



ネットとグロスの計算方法

Web広告の出稿を広告代理店に依頼する際には、広告の出稿費用に手数料を上乗せして支払いを行います。

ネットを基準に計算する『ネット建て』とグロスを基準に計算する『グロス建て』のどちらで計算するかによって、トータルの費用やプロモーションに充てられる費用が変わります。

ここでは、出稿費用の予算が100万円、広告代理店の手数料が20%の場合を例に計算します。


ネット建ての場合

ネット建ての場合は、ネット金額が200万円になるように考えます。広告代理店の手数料はネット金額の20%となります。


▼広告代理店にネット建てで発注した場合

計算項目
計算式
手数料
200万円×0.2(手数料)=40万円
グロス金額
200万円+40万円=240万円


この場合、広告代理店に支払うトータルの費用であるグロス金額は240万円となります。


グロス建ての場合

グロス建ての場合では、予算の200万円を手数料を含めたグロス金額として考えます。広告代理店に支払う手数料は、グロス金額に手数料率をかけて算出する必要があります。


▼広告代理店にグロス建てで発注した場合

計算項目
計算式
ネット金額
200万円-200万円×0.2(手数料)=160万円
手数料
200万円-160万円=40万円


グロス建ての場合には、広告主が広告代理店に支払う手数料が40万円、プロモーションに充てられる費用が160万円、トータルの費用が200万円となります。

このように、同じ金額の予算を設定していても、ネット建てとグロス建てでは広告代理店に支払うトータルの費用やプロモーションに充てられる費用が異なります。



Web広告費のネットとグロスに関する注意点 

Web広告の運用を広告代理店に発注を依頼する際には、費用対効果の測定とネットとグロスの使い分けについて注意が必要です。


➀CPAはネットとグロスの両方で計算する

Web広告の費用対効果を測る指標に“CPA(Cost Per Action:顧客獲得単価)”があります。CPAとは、広告の出稿によって獲得したコンバージョン(CV)1件当たりにかかった広告費のことです。


▼CPAの計算式

CPA(円)=広告費÷コンバージョン数


Web広告を運用する際は、ネットとグロスの両方でCPAを計算しておき、運用中に費用対効果の評価を行うことが重要です。CPAが低くなるほうが広告の費用対効果が高く、少ない予算で成果を挙げられていることが分かります。

例えば、Web広告費としてグロス金額の50万円、ネット金額の40万円をかけた場合にコンバージョンを25件獲得した際のCPAは、以下のとおりです。


▼CPAの計算例


CPAの計算式
ネットの場合
40万円÷30件=1万6,000円
グロスの場合
50万円÷30件=2万円


②広告代理店との認識を合わせる

広告代理店に依頼する際は、ネットとグロスのどちらを基準としているのか認識を合わせておくことが欠かせません。

ネットとグロスの扱いについて認識が異なる場合には、以下のようなトラブルにつながる可能性があります。


▼Web広告費に関するトラブル例

グロス金額で予算を伝えたが広告代理店はネット金額と捉えており、手数料が上乗せされたことで請求金額が増えてしまった

広告代理店に予算を伝える際や、見積もりを依頼する際には、ネットとグロスのどちらを適用するのかを確認しておく必要があります。



まとめ

この記事では、Web広告費のネットとグロスについて以下の内容を解説しました。


  • ネットとグロスの意味
  • ネットとグロスの計算方法
  • Web広告費のネットとグロスに関する注意点


Web広告費をネット建てとグロス建てのどちらで計算するかによって、トータルでかかる費用が異なります。広告代理店に依頼する際は、ネットとグロスのどちらを指すのか認識をすり合わせておくことが重要です。

また、Web広告の費用対効果を踏まえて出稿方法や予算を調整できるように、ネットとグロスの両方でCPAを計算することがポイントといえます。

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