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広告制作会社とは? 広告代理店との違いと制作の流れ

自社の広告を出稿したい場合、広告枠の購入からマーケティング、クリエイティブの制作などさまざまな手順が必要です。広告施策を効率的に行うためには、広告制作に関するこれらの作業を外注する方法も考えられます。

依頼先の候補としては広告制作会社や広告代理店などが挙げられますが、それぞれ異なる業態のため、混同しないようにすることが必要です。

企業のマーケティング部門や広報部門の担当者のなかには、「広告制作会社と広告代理店は何が違うのか」「広告を制作する際の流れが知りたい」などと気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、広告制作会社の種類や広告制作会社と広告代理店の違い、広告制作の流れを解説します。


目次[非表示]

  1. 1.広告制作会社とは
    1. 1.1.代理店系列の制作会社
    2. 1.2.独立系の制作会社
  2. 2.広告制作会社と広告代理店との違い
  3. 3.【事業者別】広告制作の流れ
    1. 3.1.広告制作会社
    2. 3.2.広告代理店
    3. 3.3.自社制作
  4. 4.まとめ


広告制作会社とは

広告制作会社とは、発注者から受けた依頼に応じて広告の企画や制作を担当して、最終的に広告を提供する会社の総称です。

広告制作会社には、代理店系列の制作会社と独立系の制作会社があります。


代理店系列の制作会社

代理店系列の制作会社とは、発注者を特定の代理店に限定している制作会社のことです。代理店と連携を行いながら、代理店側で決定したコンセプトや方向性に沿って広告を制作します。

広告代理店に広告の制作を依頼した場合に、制作実務を代理店系列の制作会社で担うケースがあります。


独立系の制作会社

独立系の制作会社は、発注者を限定せずに幅広い代理店や企業からの依頼を直接受ける制作会社です。発注者の意見や要望をダイレクトに反映しつつ、企画から制作までを一貫して担当します。

テレビCMのほか、雑誌やWebなど制作会社によって得意とする広告の分野は異なります。



広告制作会社と広告代理店との違い

広告制作会社と広告代理店では、依頼できる業務が異なります。それぞれの会社で依頼できる業務は以下のとおりです。


▼広告制作会社と広告代理店に依頼できる業務の範囲

広告制作会社
広告代理店
  • 広告の企画
  • 広告の制作
  • 市場の分析
  • 媒体の選定
  • 広告枠の売買
  • 広告の企画
  • 広告の制作


ただし、代理店によっては自社では企画や制作といったクリエイティブな部門を担当せず、広告制作会社に依頼するケースもあります。

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【事業者別】広告制作の流れ

広告を制作する際の流れは、依頼先が代理店か制作会社かによって異なります。また、広告を自社で制作する方法もあります。


広告制作会社

広告制作会社に依頼する際は、以下の流れで広告の制作が行えます。


▼広告制作会社を介した広告制作の流れ

  1. マーケティングと媒体の選定を行う
  2. 広告枠を自社購入する
  3. 広告制作会社に企画と制作を依頼する
  4. 自社の意見を広告のクリエイティブに反映してもらう


広告制作会社に依頼する場合、広告枠は自社で購入します。この際、マーケティングと媒体の選定が欠かせません。また、広告代理店を介さない分、自社の意見がより直接的に広告へと反映されやすくなります。


広告代理店

広告代理店に依頼する場合の流れは以下のとおりです。


▼広告代理店を介した広告制作の流れ

  1. 広告の出稿について、マーケティングから制作までを一貫して依頼する
  2. 広告枠を広告代理店を介して購入する
  3. 広告代理店と打ち合わせを行って広告を制作してもらう


広告代理店には、マーケティングから制作までを一貫して依頼できます。ただし、広告を出稿する広告枠は代理店を介して購入するため、仲介手数料が発生します。


自社制作

広告制作会社や広告代理店に依頼せずに自社制作を行う場合は、以下の流れが必要です。


▼広告を自社制作する際の流れ

  1. マーケティングと媒体の選定を行う
  2. 広告枠を自社購入する
  3. 自社で広告のクリエイティブを制作する


自社でマーケティングから広告の制作までのすべてを行う場合、広告制作のコストを抑えられる可能性があります。一方で、自社にノウハウがないと品質の確保が難しくなります。

また、社内で担当者を育成した場合でも、ノウハウが蓄積せずに属人化してしまうリスクが生じます。

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まとめ

この記事では、広告の制作について以下の内容を解説しました。


  • 広告制作会社の概要と種類
  • 広告制作会社と広告代理店の違い
  • 事業者ごとの広告制作の流れ


広告制作会社とは、広告を提供する会社の総称です。広告制作会社には種類があり、広告代理店と広告制作会社の2つに分けられます。

広告代理店の場合は、マーケティングから制作までを一貫して依頼できます。この際、企画・制作については下請けの広告制作会社が担当するケースもあります。

一方、広告制作会社に直接依頼する場合は、より直接的に自社の意見を反映しやすくなるものの、マーケティングや媒体の選定は自社で行う必要があります。

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