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OOH広告とは。主な種類と効果を最大限に高めるコツ

企業活動において、消費者に情報提供を行う手段として広告があります。テレビやラジオのようなマスメディアを用いた広告のほか、近年ではインターネット上で配信を行うWeb広告も普及しています。

OOH広告は、マスメディア広告ともWeb広告とも異なる分類の広告手法です。

企業のマーケティング部門や広報部門の担当者のなかには、「OOH広告とはどのようなものを指すのか」「OOH広告の種類を知りたい」などと気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、OOH広告の概要や期待できる効果、種類、効果を高めるコツについて解説します。


目次[非表示]

  1. 1.OOH広告とは
  2. 2.OOH広告に期待できる効果
  3. 3.OOH広告の種類
    1. 3.1.①街頭ビジョン
    2. 3.2.②屋外看板
    3. 3.3.③交通広告
    4. 3.4.④そのほかのOOH広告
  4. 4.OOH広告の効果を最大限に高めるコツ
  5. 5.まとめ


OOH広告とは

OOH広告とは、家庭以外の場所で目にする広告全般を指します。OOHは、“Out Of Home”の意味です。

古くからある看板やポスターなどの屋外広告のほか、駅の構内や電車内などで見かける交通広告もOOH広告に含まれます。

また、近年では屋外にあるディスプレイや電車内のモニターなどにデジタルコンテンツを表示する形式のOOH広告が普及しています。このようなOOH広告は特に、DOOH(Digital Out Of Home)広告と呼ばれます。



OOH広告に期待できる効果

OOH広告を出稿することで期待できる効果としては以下が挙げられます。


▼OOH広告に期待できる効果

  • 不特定多数を対象に露出できる
  • 目にされる機会を増やせる
  • SNSによる拡散が狙える


OOH広告では、設置したエリアを利用する不特定多数のターゲットに対しての露出が可能です。特に、交通機関や通勤・通学路のように日常的に利用する場所に設置されたOOH広告は繰り返し目にされることから、記憶に残りやすくなると期待できます。

また、近年では印象的なOOH広告が設置されていると、目にした人が写真を撮ってSNS上でシェアするケースが見られます。これによってSNS上で拡散されて話題になる可能性もあります。



OOH広告の種類

代表的なOOH広告としては、街頭ビジョンや屋外広告、交通広告が挙げられます。ただしそのほかにも、屋外にあるさまざまなものがOOH広告として用いられます。


①街頭ビジョン

街頭ビジョンとは、駅前やビルなどに設置された大型のビジョンのことです。

街頭ビジョンで動画広告を放映することで、信号待ちをしている歩行者・ドライバーや、周辺施設の利用者などに向けて広く訴求を行えます。

また、近年では3D映像を放映できたり、ライブ配信が行えたりする街頭ビジョンも登場しており、広告表現の幅が広がっています。


②屋外看板

屋外に設置された看板類は、OOH広告における代表例の一つです。さまざまな場所に設置された看板を用いて広告が行えます。


▼屋外看板が設置される場所の例

  • ビルの屋上・壁面
  • 電柱
  • 野立ての広告板 など


屋外看板は、歩行者やドライバー、電車内から外を見る人など設置場所によって接触しやすい相手を絞れる点が特徴です。新製品やサービスの訴求のほか、店舗への誘導を行う目的でも使用されます。


③交通広告

交通広告は、交通機関や交通施設に設置された広告全般を指します。


▼交通広告の例

  • 駅の構内やバス停に設置されたポスター・看板・デジタルサイネージ
  • バス・電車・タクシーの内部に掲示された広告
  • ラッピング電車・ラッピングバス など


交通広告を出稿することで、通勤・通学を行う人や周辺の施設を利用する人への認知拡大が期待できます。


④そのほかのOOH広告

街頭ビジョンや屋外看板、交通広告のほかにも、さまざまなものを活用してOOH広告が展開されています。

そのほかのOOH広告の例は以下のとおりです。


▼そのほかのOOH広告の例

種類
概要
商業施設の広告
商業施設にポスターやデジタルサイネージを設置する
仮囲い広告
建設現場の仮囲いに広告を印刷する
アドトラック
ラッピングした大型トラックを走らせる
アドバルーン
風船に広告を吊り下げて空に放つ
空中広告
ドローンや特殊なディスプレイによって空中に広告を表示する



OOH広告の効果を最大限に高めるコツ

OOH広告の効果を最大限に高めるには、以下のコツを押さえることが重要です。


▼OOH広告の効果を最大限に高めるコツ

  • ターゲットと接触しやすい設置場所を選定する
  • 通行人の目をひくコンテンツを作成する
  • SNSとの連携を行う など


広告のターゲットとの接触機会を効率的に創出するには、設置場所の選定が欠かせません。場所によって通行人の層は異なります。

また、OOH広告が効果を発揮するには通行人の目にとまる必要があります。広告の色彩やデザインを工夫するほか、DOOH広告であれば時間帯や天候に合わせてコンテンツを切り替える方法も有効です。

OOH広告に2次元バーコードを含めてSNSとの連携によるキャンペーンを展開する手法もあります。連携を行うことで、OOH広告とSNSの相乗効果がさらに狙いやすくなると期待できます。



まとめ

この記事では、OOH広告について以下の内容を解説しました。


  • OOH広告の概要
  • OOH広告に期待できる効果
  • OOH広告の種類
  • OOH広告の効果を最大限に高めるコツ


OOH広告とは、家庭以外の場所で目にする広告全般のことです。街頭ビジョンや屋外看板、交通広告のほか、さまざまな広告媒体があります。

OOH広告を出稿することで、設置エリアを利用する不特定多数のターゲットに対して繰り返し訴求を行えると期待できます。また、SNSによる拡散が狙いやすい点もOOH広告の特徴です。

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